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  日本バスケットボール協会では、世界に通じるナショナルチームの育成と、バスケットボール競技の普及・発展のために、「指導者ライセンス制度」の確立を目指している。そこで最も重要なことは、バスケットボールを愛する子供達のために、指導者が変わらなければならないということである。つまり、選手の育成に日々尽力されている指導者に、世界に通用する選手の育成をも視野に入れた広いビジョンで指導していただきたい。そのためには、ミニバスをはじめる幼いころからの正しい基本(ファンダメンタル)の指導と、発育・発達段階に応じた一貫指導が必要である。

  日本バスケットボール協会では、これまでにバスケットボール競技の健全な普及・発展、競技力の向上を目指して、指導者養成事業を行ってきた。その一つに、指導者の資質と指導力の向上、社会的信頼の獲得、組織的な連携活動の推進を目的とした「指導者養成制度」がある。

指導者養成制度の流れ
1986年には、日本体育協会が「公認スポーツ指導者の資格付与制度」をスタートさせ、日本バスケットボール協会でもこの制度の中で、指導者養成に取組んできた。しかし、依然指導者の数が十分でなく、特に低学年を対象にした専門的知識を有する指導者が不足している。そこで、日本バスケットボール協会では、各方面からの指導者確保の声に応え、日本体育協会の「公認スポーツ指導者の資格付与制度」に加え、独自の「指導者ライセンス制度」を組み込み、制度の充実を図ることとなった。
<<背景>>
  1. 指導者の資質の向上と倫理の保持と選手の安全確保のため、指導者の把握と資質の向上が必要となる。また、指導される選手から見れば、ライセンスのない指導者に任せることの不安(けが・年代別体力差)を取り除く必要がある。
  2. 2002年の学校週5日制の完全実施に伴い、生涯学習・生涯スポーツの観点から、学校体育での部活動指導のあり方を検討すると、教師の高齢化が進み、顧問のなり手がなく、廃部になっていく学校が増えている。その中で、外部コーチ制度があるが、なかなか人材がいないのが現状である。一方では、指導者を目指す若手がいるが、働き場がないのが現状である。

コーチライセンスについて
これまでと同様に、日本体育協会と共同で設置している「公認バスケットボール指導員」・「公認バスケットボール上級指導員」・「公認バスケットボールコーチ」・「公認バスケットボール上級コーチ」を実施する。さらに、都道府県レベルの指導者不足の解消と少年・少女への指導を充実させる目的で、平成13年度から一定の審査基準を満たした指導者に対して「JABBA公認コーチ」の資格を付与する。

資格の要件
日本体育協会の公認資格は、「共通科目」および「専門科目」の講義または実技を履修することが義務付けられ、検定試験に合格した者に対して資格が付与される。JABBA公認コーチはこのうち、公認バスケットボール指導員の専門科目を履修し、検定試験に合格することによって資格取得が可能となる。

実施形態
JABBA公認コーチの資格取得のための専門科目講習会の開催は、都道府県バスケットボール協会に委託し、受講者の確保を目指す。

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