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2009年7 月 17日

倉石新ヘッドコーチ就任

昨日、アメリカ遠征を終え、一時帰国中の男子日本代表。今夜再び日本を離れ、チャイニーズ・タイペイへ移動します。到着したその日から始まるジョーンズカップで8試合を戦います。
出発前の時間に、諸山強化本部長から倉石ヘッドコーチ代行がそのままヘッドコーチに就任した経緯、そして倉石新ヘッドコーチよりアメリカ遠征の報告と今後について語られました。


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諸山 文彦 強化本部長

7月上旬にデービット・ホッブスヘッドコーチの体調が思わしくないということで、一時的に倉石強化本部長がヘッドコーチ代行として男子日本代表の強化を進めてきました。その後、ホッブスヘッドコーチと日本バスケットボール協会の双方で協議した結果、「継続が難しい」ということとなり、ホッブスヘッドコーチとの契約を終了しました。従いまして、ジョーンズカップ(7/18〜7/26)からFIBAアジア選手権(8/6〜8/16)まで、倉石ヘッドコーチ代行がそのままヘッドコーチに就任し、男子日本代表を指揮します。


倉石 平 ヘッドコーチ

東アジア選手権の成果と課題

東アジア選手権では、ある程度チームがまとまってましたし、他のチームのコンディションが良くなかった部分もありますが、現時点での成果は上げられたと考えています。しかし、我々が目指しているバスケットの5〜6割程度しか出せていませんので、それ以降の部分が今の課題となっています。東アジア選手権後、休憩が長過ぎてしまい、スクラップしてしまった部分をまたビルドしている点は難しいところでもあります。この海外遠征でたくさんのゲームがありますので、楽しみながらさらなる力に加えていきたいと思っています。

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アメリカ遠征について

ヘッドコーチが急に変更となりましたが、継続的に同じようなバスケットをしたいという思いで、ホッブスHCの強化体制を残した上で挑みました。しかし、すべて物真似というわけにもいきませんので、私なりの色を少しプラスしながら指揮を執る結果となりました。当初、選手にも戸惑いはあったかと思いますが、3試合を通じて、徐々にチームとして機能しつつあると思っています。
初戦に対戦したのは、NBAニューオリンズ・ホーネッツのサマーリーグチームで、ドラフト1巡目に指名された選手もおり、真剣に戦ってくれましたので、5本のスクリメージを合計する83-140という結果になりましたが、経験にもなりました。これだけ当たりが強かったり、速かったり、強さがあるチームは、アジアでは経験できませんので、とても勉強になりました。
2戦目はNBA傘下の教育リーグであるDリーグ選抜チームと対戦しました。このチームの選手たちもNBAサマーリーグに出場している選手と遜色無いレベルで、非常に強いチームでした。第1戦目の経験を踏まえて戦うことはできましたが、結果的には71-105と、34点差がついてしまいました。
第3戦も同じDリーグ選抜チームでした。この試合の1Q、3Qの入り方は良かったのですが踏ん張りきれませんでしたが、2Qと4Qだけのクォーターを抜き出すと良い試合ができ、ある程度の収穫を得られました。
速さや強さに関しての対応策を取れましたので、次の戦いにプラスになると考えています。

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ジョーンズカップへ向けて選手を追加

アメリカ遠征を終え、やはり即席チームであることは拭えず、自分の考え方や思いを選手に話していかないとチーム一丸にはならないと感じました。これから始まるジョーンズカップで約10日間ほど一緒に生活をし、8試合を行いますので、この間にチームを強固なものにしていきたいです。そのためにも選手とじっくりと向き合って話し合いながらチームをまとめていきます。
ジョーンズカップでは、竹内譲次選手の代わりとして、先に行われたユニバーシアードで得点王(平均29.8点/総得点179点)になった金丸晃輔選手(明治大学3年 F/190cm/78kg/20歳)がどれくらいできるのか、チャンスを与えることにしました。3Pが非常にうまい選手であり、ユニバ得点王になりましたので、フル代表でどれくらいできるのか、経験させたいと思います。
ジョーンズカップは勝てるものであれば全部勝ちたい気持ちもありますが、相手チームの内容を知ることがまずは重要です。各国とも手の内を探り合いながらのゲームになると思います。時間を無駄にはしたくありませんが、この大会での勝利よりも、次のFIBAアジア選手権での勝利へ向けて、良い収穫を得られるようにしたいです。
対戦チームは、今までの例で言いますと、中近東やカザフスタンはフル代表で来るケースが多いです。チャイニーズ・タイペイもフル代表で来ると思います。韓国は、いつもどんなチームを連れてくるのかその場にならないと分かりませんので、全く読めません。

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FIBAアジア選手権までの準備

ジョーンズカップを終えて帰国後、1週間ほど国内で調整合宿を行い、FIBAアジア選手権へ臨みます。国内合宿より譲次選手も合流します。
竹内(公輔・譲次)兄弟も世界を経験して、日本の大黒柱として活躍し始めています。今回のアメリカ遠征でも公輔選手は、相手のセンターのダンクをブロックしたり、着実に育って来ていると実感しています。譲次選手も現在、NBA選手などとともにアメリカでトレーニングを行っており、しっかりと経験を積んでいます。二人ともFIBAアジア選手権では大活躍してくれるのではないかと期待しています。
是が非でもFIBAアジア選手権では3位以内に入って、FIBA世界選手権へぜひとも出場したいと思っています。

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